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魔女達のオフ会

あけてましたおめでとうございます。今年もよろしくお願いしますね。

新年の息抜きに、地の文のないお遊びSSを一つ。
こんな感じのモノ、一度作ってみたかったんですよね。



登場する方々

魔理沙 パチュリー アリス 霖之助 霊夢



--------------------

「と、言うわけで始まりましたー、『第一回・魔女達のオフ会』!」
「……何よ、そのネーミングセンスの欠片もないタイトルは?」
「はっはー、細かいことはいいんだぜ。
 はい、司会進行役は皆さんお馴染み『普通の魔法使いさん』の霧雨魔理沙と――」
「『動かない大図書館』こと、パチュリー・ノーレッジでお送りするわ」
「パチュリー!? 貴女、そんなキャラだったの……?」
「これやったら本返してくれるって魔理沙が言うから……仕方なく」
「……ああ、そうなのね。お気の毒様」
「うん、喘息が出ない程度にやるわ コホッ」
「おっし、MCの紹介が終わったんで、今回のゲストを紹介するぜ。
 今回のゲストは、『見た目だけ賑やかな妖怪』のアリス・マーガトロイド-!」
「ちょっ、どうして残念な方の二つ名で紹介!? 変な評判ついたらどうするのよ!」
「大丈夫よアリス。元々『死の少女』とか『雹の人形遣い』とか変な二つ名が多いんだから」
「パチュリー、それフォローになってない! 逆に傷つくわよ!」
「よーし、それじゃあ始めるとするか、『第一回。ドキッ! 魔女たちのぶっちゃけガールズトーク会』-!」
「(ここ、絶対に突っ込んだら負けだわ……)」





「さて、というわけでいきなり話すお題に入るわけだが……パチュリー、ここから進行は頼んだ」
「分かったわ。
 今回の話すお題は、数個のボールに書かれていてこの箱の中に入ってるの」
「なるほど、ランダムに選んで決める方針なのね」
「そういうこと。
 箱の中のお題を一つランダムに選び、その内容に応じて一人ずつトークを始めるというルールよ。それじゃあアリス、一つ選んで頂戴」
「わ、私? 魔理沙とかじゃないの?」
「私は司会進行役だからな。こういうのは司会じゃないヤツが引くべきだろ?」
「……そこら辺は真面目なのね。
 分かった、それじゃあ一つを――コレにするわ」
「なんだかんだ言ってるけれどノリノリね、アリス」
「ああ、アリスは流されやすい子だからな」
「そこ、聞こえてるわよ。
 えっとお題は……『最近気になる人』?」
「うぇーい、いきなり大当たり引いたなアリス。それ以外は全部『恥ずかしかった話』か『私のあまり言えない秘密』だってのに」
「何その不正!? しかも内容が赤っ恥ものしかないじゃない!」
「その方が盛り上がるだろ? まぁ、これもなかなかに盛り上がりそうで楽しみだぜ」
「うーん、気になる人ねぇ。
 話すにしても漠然としててみんな趣旨が違う人を話しそうね。どうするの魔理沙?」
「ん? ああそりゃもちろん、『気になる人』といったら自分の好きな人についてだな!」
「え、えええっ!?」
「なんだアリス。そこまで驚くこと無いだろ?」
「……魔理沙、打ち合わせと内容が違うわ。『最近気になる人』って確か」
「さぁてと、それじゃあ話す順番を決めるとするか!
 順番はくじ引きだ。先端に番号が書いてある棒を用意したぜ、パチュリー用意をっ」
「……もう、仕方ないわね。
 これがそのくじよ。番号の部分は魔法で見えなくしてあるの」
「で、全員が選んだら自動的に番号が浮かび上がってくるって寸法だ。
 もちろん、細工はしてないぜ。これについては魔法使いの看板を賭けてもいい」
「へぇ、魔法使いらしいわね。
 って流されないわよ魔理沙。好きな人について話すってちょっとどうかと思うんだけど……」
「何か問題あるのか?」
「問題ってわけじゃないけど、ほら……恥ずかしいじゃない。
 それなら普通に恥ずかしかった話をした方がまだマシよ」
「おおっと、それは残念だ。もう選んでしまったから変更は効かないぜ。
 大丈夫だって、たかが好きな人を話すだけなんだ。おかしいことではないだろ?」
「おかしくはないけどされど好きな人でしょ……パチュリーはいいの?」
「私は……別に気にしないわ」
「えっ、そ、そんな」
「魔理沙が内容をねじ曲げちゃったけれど、案外こういう暴露会は好きなの。
 気にするほどでもないわよ。ただ自分の好きな人を言うだけなのだから」
「……違うわよね? 私がおかしいわけじゃないわよね、コレ」





「さてと、早速くじを選ぶとするか。それじゃ、ゲストのアリスから選んでいいぜ」
「あら、いいの? 貴女、こういうのっていち早く引きたいタイプだと思ったけど」
「私は残り物には福がある派だからな。パチュリーは選ぶのが2番目でいいか?」
「ノープロブレムよ」
「ふぅん、ではお言葉に甘えて。――これにするわ」
「じゃあ私はこれを」
「で、私が余ったコレだな。ふっふーん、楽しみだぜ」
「パチュリー、番号はいつ出てくるの?」
「全員選んだからもうすぐよ。……あ、出てきたわね」
「わぁ。炙り焼きみたいにじわじわ出てくるとは……凄いわ、凝ってるわねぇ」
「楽しんでいただけて何よりね」
「さーて、1番は誰になったんだ? ほら、自己申告で行こうぜ」
「私は3番よ」
「ホッ……2番だわ」
「……あれ?」
「ということは、魔理沙が1番になるわね。楽しみにしてるわよ」
「いいだしっぺが1番になるとは、お決まりね」
「……おや?」
「ほら、魔理沙が最初なんだから話し始めなさいよ……魔理沙?」
「お、おいおいおいおいパチュリー!?
 どうなってるんだ、なんでアリスじゃなくて私が1番目になってるんだっ!?」
「何でって……運なんだから仕方ないじゃない。何がおかしいの?」
「あっ! 魔理沙、あなたもしかして何か仕込んでたんじゃないでしょうね!?」
「あっ」
「……」
「……」
「いや、知らないぜ?」
「目を見て話して頂戴」
「ぬぐぐ……パチュリー! お前裏切ったなぁ!」
「私はただ、棒に番号の術とは違った不可思議な術式が刻まれていたから解除しただけよ。
 裏切ったも何もないわ。あなたの運が悪かっただけね、ふふっ」
「私としたことが気づかなかったわ……ありがとう、助かったわパチュリー」
「気にしなくて良いわ。ね、こういう暴露会って楽しいでしょう?」





「くそー、してやられたぜ……」
「どう転がっても魔理沙の自業自得じゃない、全く。
 まぁいいわ、好きな人を暴露するんでしょう? ほら、早く言っちゃいなさいよ」
「え? あ、あー、そうだな。今日のところはこの辺でお開きに……」
「まだぶっちゃけもガールズトークもしていない気がするのだけれど?」
「そうね、やったことと言えば司会進行くらいしかしてない気がするわ」
「おお、そういえば急用を思い出した。急ぎの用だから早く帰らないと」
「上海!」
「……おぉぅ」
「見事なまでの人形捌きね。魔理沙が御用になった盗人の……ああ、いつも通りだったわ」
「うぅ、分かった、分かったよ。言えば良いんだろ、言えばっ!」
「分かればいいのよ。まぁ、まだ人形は解いてあげないけどね」
「信用されてないわね、魔理沙」
「褒め言葉として受け取っておくぜ。
 うー、言うのはいいが、2人もちゃんと言うんだろうな?」
「もちろん言うわ。魔理沙が本当に言ってくれるのならね」
「面白いモノが見られる対価ね。構わないわ」
「で、魔理沙。貴女の『気になる人』って誰なのよ?」
「待て、待ってくれ。私にも心の準備という物がな」
「恋符とか使っているのに、実際その場面になると形無しなのね」
「ぐぅ、仕方ないだろ。こうなるとは思ってなかったんだよぉ」
「ほーら、年貢の納め時よ。言っちゃいなさいってば! 上海! 蓬莱!」
「おわっ!? アリス、私動けないんだから擽るなって! あははは、やめ、やめろってば!」
「これでも言わないの? さぁ、さぁ!」
「アリス、楽しそうな顔してるわね。……Sか」
「うひゃはは、やめっ、うひぃ、分かった、言う、言うから!」
「ほら、誰? 貴女の好きな人は誰なの?」
「ひぃ、はぁっ、こ、香霖だよ! 森近霖之助! ほら、ふひゃっ、言っただろ、だからやめてくれってばぁ!」
「2人とも止め! えっと……魔理沙の好きな人って、霖之助さんなの?」
「そうだよ! というか、他に誰が居るんだよ……うわ、言ったら恥ずかしくなってきたぜ」
「へぇ、そうだったのね……し、知らなかったわ」
「……初耳だったわね」
「そりゃ誰にも言ってないからな!」





「……ねぇ魔理沙。今更聞く形で悪いんだけど、もしも奇跡的に宣言する相手が被ってたらどうするの?」
「んぁ? 被ってたら別に言わなくていいんじゃないか?
 あー、くそっ、そんなことよりこっちは恥ずかしくて恥ずかしくて仕方ないぜ、ちくしょぉ……」
「あー……じゃあ私は言わなくていいのね」
「は?」
「なら私も無効になるのね」
「え? ……パチュリーも?」
「……おいちょっと待て。
 え、いや、嘘だろ? また私を嵌めようとしてるだけだよな?」
「……」
「……」
「何顔赤らめてるんだよお前らぁ!」
「し、仕方ないじゃない! 被っちゃったんだもの!」
「偶然すぎて驚きだわ。偶然にね、うん」
「よりにもよってなんでお前らも香霖なんだよ!
 あんな生活能力のない朴念仁、私がなんとかするしかないだろ!」
「駄目よ、彼は私の図書館に招き入れるの。
 読書好きの彼なんだから、その方がいいでしょう?」
「ちょっとちょっと、2人とも勝手に決めないでよ! 私だって……!」
「「私だって?」」
「……わ、私だって、霖之助さんと一緒に人形劇やりたいんだから!」
「…………」
「…………」
「な、何よ急に黙って……」
「いや、大分かわいらしい願いだと思って、な。 くくっ」
「随分とロマンチストなのね、アリス。ええ、悪くはないと思うわよ。 ふふっ」
「わ、笑わないでよ! これでも、これでも本気なんだからぁ!」
「おお、なんだやるのか? いいぜ、決着はさっさと付けた方がいいからな!」
「あら、2人ともやる気なの? なら、私も手加減はしないわよ」
「やるのならやるわよ。たった今、色々と鬱憤が溜まってきたからちょうど良いわ!」
「早いけども、もうオフ会はお開きだな。こっからは泣く子も黙る弾幕勝負だぜ」
「アリス、私は魔理沙の行動を邪魔するから、トドメは頼むわね」
「了解よ。貴女の詠唱サポートは任せておいてね」
「はっ!? なんで躊躇いもなく結託してるんだよお前ら!? おい待て、2対1は卑怯だろ、卑怯だってソレ!」
「さぁ、始めるとしましょうか。行くわよみんな!」
「魔理沙、覚悟はいいかしら? ま、答えは聞いてないけど、ね」
「待てって! いや、ちょっと待ってくださうおわぁっ!?」










「……おー、始まったわね」
「……彼女たちは、オフ会をどこでやっているのかを忘れてないか?」
「あんな会話してるんだから分かってないんじゃない?
 あ、霖之助さん。このお茶美味しいからお茶菓子と一緒に頂くわね」
「霊夢、それは貴重な茶葉なんだ。
 勝手に使わないでくれ、というより隠し場所をあっさりと見つけないでくれないか」
「そんなことより、ねぇ顔を真っ赤にした霖之助さん。
 あの3人の話を聞いて今どんな気持ち? どんな気持ち?」
「分かった、茶葉を使っても構わないから止めて欲しい。君なら言わなくても分かっているだろう?」
「うわ、耳まで真っ赤ね。
 これからどうなるかと思うと楽し……お気の毒ね」
「どうすればいいんだ、全く……」
「ご愁傷様、霖之助さん」
「……はぁ」

テーマ : 同人小説
ジャンル : 小説・文学

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まさか香霖堂で開催してるとはwこの後の展開が楽しみですね2828
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