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半人でも、半妖でも。

「魔理霖を作ろうとしてたら、気がついたら妖霖になっていた」

私も何が起きたかわからない。
ただ、霖之助はどのカップリングでもニヨニヨできる。ということを思い知ったぜ……!


はい、というわけで東方小説の初更新になります。ドキドキだぜ!

追記:一部修正しました。コメントを下さったkaneさん、ありがとうございます(照
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最初の感想は「酷い人」だった。
人魂灯を落としてしまったのは自分の責任だが、ただそれを拾った人にあそこまでこき使われるとは思いもしなかった。

二番目の感想は「真面目な人」だった。
店を後にして何日か経ったあと、幽々子様からのお使いでまた店に立ち寄ったとき、彼のモノへの愛情は本物なのだと痛感した。
そして、モノの話をしているときの彼が、・・・まぁ、その、真面目で、すごく・・・格好よかったのである。

三番目の感想は「本当は優しい人」だった。
幽々子様のお使いとは関係なしに店に行ったとき、魔理沙がボロボロの姿でやって来た。
なんでも実験に失敗したらしく、それを聞いた彼は彼女を叱りながらも傷の手当てや代わりの服を繕ってあげたりしていた。
それをとても嬉しそうに見ている彼女を見て、何故か、本当に何故か胸が痛んだ。

四番目の感想は「素敵な人」だった。
気がつくと、店に通うのがいつも通りになっていた私は、彼に惹かれているのだと気づいた。
無意識に彼はどうしているのかと思ったり、店に居るとき彼が気になってしまったり、一度気づくと止まらなかった。


そして、今は・・・



「・・・うむ、・・・妖夢?」
「あっ、はい!何ですか?」


ふと気づくと、目の前にちょっと不機嫌そうな彼が居た。・・・どうやら彼と話している途中でスリップしてしまったみたいだ。


「・・・どうやら僕の話は完璧に聞き流されていたみたいだね」
「あぅ・・・すみません」
「まぁ戻ってきたのなら良いよ・・・それじゃ、話を戻すとしよう。この君の半霊はどういう仕組みになっているんだい?」
「あぁ、それはですね・・・」


いつも店に通ってはいるのだが、お金を持ち合わせていない私は、彼とこのようにして雑談をしたり、彼の薀蓄を聞いたりしている。
彼曰く、「魔理沙たちは話を聞いてくれないから、君のような人は願ったり叶ったりだ」だとか。・・・みょふん。


「ほぅ・・・この半霊も君と同じ精神、感情を持っている。ということなのか」
「はい、でも全く同じ動きをするわけではないんです。人間と幽霊の両方を極めれば一人前だと幽々子様が言ってました」
「・・・そうやって意見を鵜呑みしているのが半人前なんだろうね」
「みょん・・・」


時たま辛口なコメントが返って来てしょげるのだが、彼と話をしていると何より楽しい。そして、自分の何かが分かりそうな気がする。
・・・いや、すでに一部の何かは分かりきっているけど。


「はは、冗談だよ。とても勉強になったよ、ありがとう」
「みょっ・・・!」


そう言って彼が笑う。・・・・・・その笑顔は・・・反則だ。
真っ赤になりつつある顔のほてりを沈め、なんとか気持ちを押し込めようとしたが、

ふょんっ

「ん?」
「あっ!!」


抑えきれなくなった私の半霊が彼に飛びついた。彼の周りをクルクルと擦り寄るように飛び回る。


「これは・・・」
「あ、うぅ・・・」


なによりさっきこの半霊の説明を終えたばかりなのだ。その状態でこの半霊の喜びようを見てしまったわけだから・・・!
どんな言葉が返ってくるのかオドオドしていると、


「さっきの半人前の言葉を聞いて怒らせてしまったかな。少し言葉が過ぎてしまったみたいだね・・・軽率だったよ、すまない」
「・・・・・・へ?」
「違ったのかい?」


素で訊ねてくる彼を見て安心したが、反面少しガッカリした。半霊がここまで懐いていて、さっきの話を聞いていたのだからある意味察して欲しいものである。
・・・まぁそんな彼だから惹かれているのだけれど。そう思うと笑みが零れてくる。


「フフッ、そうですよ、もうプンプンです。私だって堪えているんですから」
「それは・・・・・・すまないな」
「そうですね・・・・・・一つだけ言うことを聞いてくれたら許してあげますよ」
「致し方ない、かな。わかったよ、その条件とはなんだい?」
「それはですね・・・・・・」


そして私は思いをぶつける。どんなことがあろうとも此処ならどうにかなってしまうのだろう。
こうして私の半人前の日々は、彼と一緒に過ぎていく。

その場所は香霖堂。彼の名前は森近霖之助。
五番目の感想は「私の大好きな人」だ。







おまけ

「香霖、遊びに来たぜ!・・・って妖夢じゃないか、どうしたんだ?」
「・・・魔理沙さん、私、負けませんよ」
「・・・わたしは負ける気なぞサラサラないぜ?」
「私も勝ちしか見えてませんよ?」
「「・・・・・・」」
「・・・二人とも、会って早々何で険悪なんだ?」
「霖之助さんのせいです」
「香霖のせいなんだぜ」
「ますます訳がわからないぞ・・・・・・」

テーマ : 同人小説
ジャンル : 小説・文学

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初米

読ませていただきました
妖夢の気持ちに思わずニヤニヤw
妖夢の場合は「半妖」よりも「半霊」のほうが良いかもしれません

Re: 初米

コメントありがとうございますっ!!
ニヤニヤしてもらえて冥利に尽きますw


> 妖夢の場合は「半妖」よりも「半霊」のほうが良いかもしれません

確かにそうだっ!!
ご指摘ありがとうございます。修正しておきました!
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